スタイラスペン購入のすゝめ
iPadを操作するときに、指だと、「選択項目の読み上げ」や「辞書機能」を活用したいときに文章を上手く選択できなかったり、図や簡単なメモを書き入れたいときに細かい字が書けなくて見辛くなってしまうことはありませんか?
私も操作が上手くいかず、やり直すことに疲れた…ということが何度もありました。
このストレスを大幅に解消してくれるのがスタイラスペン(タッチペン)です。
それではスタイラスペンについて簡単な解説をしていきたいと思います。
スタイラスペンを購入する前に
注意事項1
現在、指での操作にストレスを感じているかどうか確認してから購入を検討された方が良いと思われます。
こればかりは個人差があり、スタイラスペンより指で操作した方が楽だと、タッチペンの使用を止めた方もいました。
また、鉛筆の扱いによく慣れていないお子さんも使い辛そうにしていました。
スタイラスペンは、あくまでも『iPadの操作を楽にするもの』で『自分にとって必要か』常に検討する姿勢を忘れないことが大切です。
注意事項2
実際に紙の上に鉛筆やボールペンで描くものとは操作感が違うということを十分理解しておく必要があります。
ペンタブレット(パソコンで使うタッチペンのようなもの)を使用している方は良く分かると思うのですが、書く感覚に若干の『ズレ』があります。
スタイラスペンを使いこなすためには、少しずつこのデジタルペン特有の『ズレ』に慣れていくことが大切です。
※参考までにペンタブレットの解説サイトを紹介しておきます。
※ちなみに、
①現状指で操作することにストレスを感じている
②実際に使ってみないと指とペンどっちが自分に向いているのか分からない
という方は、安価なスタイラスペンを購入するか、知人に借りて、自分に合っているのか確かめてみてからの本格的な導入を勧めます。
スタイラスペンの種類
スタイラスペンには様々な種類のものがあります。
数百円のものから、1万円以上するものまで様々です。
下調べをせずに、量販店で見かけたものを適当に購入する…というのもアリだとは思います(実際私も最初はそうでした)が、やはりある程度どのタイプのものを買うか決めておいた方が、後々後悔することもなくなると思われます。
ペン先の種類には大まかに分けて3タイプあります。
ペン先が丸くて太い種類
iPad/iPhone用スタイラスペン (タッチペン) Su-Pen P201S-MSWG (Su-Pen mini) ホワイトゴールド
- 出版社/メーカー: MetaMoJi
- メディア: Personal Computers
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長所
- 画面を傷つけない
- ペン先とiPadの画面の接地面が広いため、反応しやすい
短所
- 細かい文字が書けない
- 先が柔らかいゴム製のものの場合、ゴムの部分が破れる可能性がある
ペン先が細い種類
Princeton プリンストン スマートフォン・タブレット用アクティブスタイラス シルバー PSA-TPA2SV
- 出版社/メーカー: プリンストンテクノロジー
- 発売日: 2015/02/25
- メディア: エレクトロニクス
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長所
- 細かい文字が書ける
短所
- 先端が硬質のため、画面が傷つきやすい
- 書くときにカツカツと音が鳴る
ペン先が円盤状になっている種類
【日本正規代理店品】 Adonit Jot Mini 2.0 ブラック ADJM2B
- 出版社/メーカー: Adonit
- メディア: Personal Computers
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長所
- 細かい文字が書ける
- 円盤状のプラスチック板のため、画面が傷つきにくい
- プラスチック板を画面に押しつけつつ書くため、安定感がある
短所
- ペン先がぐにぐに動くため、慣れるまでに時間がかかる
- 円盤状のプラスチック板が邪魔に感じることがある
また
電池が必要なスタイラスペンと、電池が必要ないスタイラスペンという種類の違いがあります。※電池は単4の場合が多いです。
電池が必要なスタイラスペンの長所
- スタイラスペンによっては対象のアプリに特化しているものもあり、Bluetoothで接続することで、ペンでなぞったところだけ反応させることができる(例えば、書くとき画面に手が触れても勝手に線を書いてしまったりすることが無い)
※例えば前記事 ↓ で紹介した
「Paper by FiftyThree」の専用スタイラスペン ↓ など
フィフティースリー 53 iPad/miniのアプリ「ペーパーpaper」専用スタイライズペン 黒 並行輸入品
- 出版社/メーカー: fiftythree
- メディア: エレクトロニクス
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電池が必要なスタイラスペンの短所
- 電池1個分の重さが加わるため、長時間使い続けると手が疲れる
- 電池の消耗具合を気にしなければならなくなる
- 電源ボタンを入れてから使い始める必要があるため、さっと使うことができない
- 種類によっては電源ボタンが微妙な位置にあるため、使っている途中、誤って電源を消してしまうことがある
先ほど2番目に紹介した「ペン先の細い種類」は乾電池が必要なタイプが多い様です。
※今のところ、乾電池が必要なくペン先が細いタイプのスタイラスペンを見たことが無いのですが、もし知っていらっしゃる方がいましたら、情報提供して下さるとありがたいです。
ちなみに、私は千~二千円位の「ペン先が円盤状になっている種類」で「電池が必要ないスタイラスペン」をよく使っています。
「パッと文章を選択できる」こと、「細い線が書けるため、図やメモを書き入れることが簡単にできる」こと、両方の面でサポートしてくれています。
皆さんも自分に合ったスタイラスペンを使って、より快適にiPadを活用してみて下さい。