iPadと学習支援

「読み」「書き」を中心に、iPadを活用した学習支援について触れていきます

「[本人用]iPadの活用方法まとめ~読み上げ基本編~」「読み上げ機能を活用する上での心得」を公開しました

 

お久しぶりです。長らく更新ストップさせてしまっていてすみません。今回は、以前作成していたiPad活用者本人用の資料を掲載しました。

以下2点の資料をドロップボックスで公開しております。

 

[本人用]iPadの活用方法まとめ~読み上げ基本編~

この資料は、前記事「iPadを活用した学習支援の提案」を更新しましたで公開していた資料の簡易版になります。パッと確認できるものをということで、ポスター形式の片面1枚にまとめました。

 

ダウンロードはコチラから ↓

iPadの使い方を忘れてしまったとき、どうすれば良いか迷った時、本人ご自身が確認できるようにとルビを振っています。

 

ちなみに、資料の中で触れている『参考文書を読み上げるまでの一連の流れ』とは過去記事 ↓ で掲載しているPDFのことです。合わせてご活用頂ければと思います。


読み上げ機能を活用する上での心得

iよむべえe.Typist Mobile等のOCRアプリを使う上での心構えや、上手く読み上げられないときの対処法についてまとめました。

 

ダウンロードはコチラから ↓


以前、「OCRアプリの読み取り結果に、一部読み間違いや文字化けが起こる。読み取り結果が正しいか確認する人が必要なのではないか。」というご意見を伺ったことがありました。しかしながら、それでは何のためにiPadを使うのか、目的があやふやになってしまうのではないかと感じました。

私は、紙に書かれている内容を他者に聞くのではなく、あえてiPadを使って読み上げるのは、「機械(iPad)の力を半分借りて本人がいつでも好きな時に知りたい情報にアクセスできるという、読みに関するある程度の自立」ができる可能性があるからだと思っています。

そのため本人や周囲の状況によっては、できる限り自分の力で対処できるようになるために、読み上げ支援としてiPadを活用する際の方針を事前に決めておく必要があるのではないかと考えるようになりました。この資料はその方針の一つの例です。

 

 

少しでもご参考になればと思います。