日記、作文課題にオススメ!マインドマップアプリ
今回は本ブログの趣旨とは少し外れます。
最近、
- 読書感想文など作文課題で題材を選べない
- 日記を書くときどこの場面を描けばいいか分からない
生徒の話を良く耳にします。
そのような生徒の負担軽減を図れないかと思い、今回は、マインドマップアプリを使った攻略法をご提案したいと思います。
マインドマップとは、思考を繋げて体系化させる方法の一つです。
単語や画像を線で結び、それぞれの関係性を明確にすることで、
- いつどこで何をしたのか、何があったのか(事実の整理)
- そのときどう思ったのか(感情の整理)
について パッと見て把握できるため、スムーズに日記や作文課題の文章作成を行えるかもしれません。
※参考サイト
・マインドマップの効果、用途についてはコチラ ↓
・マインドマップの書き方についてはコチラ ↓
https://www.tfu.ac.jp/liaison/edu/navi_PDF/navi06-03.pdf
※東北福祉大学が作成している資料です。元HPはコチラ ↓
学生向け 学びの支援 - 東北福祉大学 [Tohoku Fukushi University]
で詳しく紹介されています。
それでは、そのマインドマップを円滑に作成できるアプリについてご紹介していきたいと思います。
マインドマップアプリの良いところは、手書きと違って、撮影した写真や保存した画像を印刷せずとも、簡単に一つの画面に収められるところにあります。例えば、
- 日々の記録を写真でこまめに撮影して、時系列や場所ごとにまとめる
- 読んだ本の印象に残ったページの挿絵(カメラ機能で撮影したもの)、または簡単なイメージイラストやスタンプを貼り付けて、イメージを繋げていく
ということが楽に行えます。これだけでも、日記や作文課題の大きな手助けになるのではないかと思います。
今回は、
- 枠、線の見やすさ
- 画像を入れられるか
- 操作性の良さ
という観点から、特に使いやすいと感じた二つのアプリをご紹介します。
Popplet Lite(ポップレット ライト)
シンプルな作りで見やすいマインドマップを作成できるアプリです。
以前過去記事で公開した、
この相関図も、Popplet Liteで作成したものです。
ただ、Popplet Liteはユーザーインターフェイスの言語が全て英語であるため、取っつきにくいという欠点があります。そこで、今回PDF形式の説明書を作成しました。
ダウンロードはコチラから ↓
※PDFに書き忘れていましたが、ポップレットを複数選択したいときには、二本指で一つずつポップレットをタッチして下さい。
Popplet Liteは マインドマップを一枚しか作成できません。無制限に作成するためには製品版、Poppletを購入する必要があります。
Mind Vector(マインドベクター)
Mind Vectorはユーザーインターフェイスも日本語に対応しているので、詳しい使い方については触れません。※ご要望があれば別途作成します。
このアプリは有料版(600円)の購入がほぼ必須かと思われます。
ただその分多機能で、注釈やリンクの挿入、スタンプの貼り付け等が可能です。
※ Mind VectorはiPadによってバグが発生したり発生しなかったり個体差がある?様なので、無料版をダウンロードして「マインドツリーへようこそ」(元からインストールされているマインドマップ)で一度動作確認を行うことを強くオススメします。
個人的にそれぞれの良さは、
Popplet Lite
- 無料機能だけでも十分使える(マインドマップは一枚しか使えないものの、画像やPDFをメールで送ったり保存したりできるので、何度も消して書いてを繰り返せるから)
- 全体表示ができる(マインドベクターは中央に戻ることはできるけれど、画面が小さいと全体表示できないことがある)
- ポップレットの大きさを自由に変えられるため見やすい
Mind Vector
- 参考資料が載っているサイトのリンクを追加しておくと、タッチするだけでリンク先に飛ぶことが出来る
- 画像をタッチすることで画像の拡大ができる
- 文字の枠に吹き出しが付けられているように写真が表示されているので見やすい
ところにあるのかなと思っています。
結局のところ一番はパッと見てどれが見やすいか、書いてみてどれがマインドマップを作りやすいかということだと思います。
手書きが良いのか、アプリで作成した方がやりやすいのかというところも含めて色々検討していくことが大切だと思います。
個人差があると思いますので、是非様々なマインドマップアプリを使ってみて、その人に合った方法を見つけて下さい。